不味ければ不味い程に

ある程度の年齢以上の人は、青汁といって連想するのは「不味い、もう一杯!」というテレビコマーシャルではないかと思う。その青汁の商品名も、製造している会社も忘れてしまったけれど、中年の男性が顔をしかめながら、緑色の液体を飲みほしている映像は忘れられない。青汁を毎日飲む習慣は私にはないけれど、先日、何かの理由で試供品を貰ったので、飲んでみた。粉末を水に溶かすものであった。色こそ抹茶のような緑色で、まったく食欲はそそられなかったけれど、飲んでみるとまったく不味くない。むしろ、美味しいといってもいいかもしれない。ちょっとした野菜ジュースのようにさらりと飲めてしまう。

 

更に牛乳や豆乳で割ったら栄養満点で美味しいドリンクになってしまう。こうなってしまっては顔を顰めた中年男性は似合わない。健康美溢れる若い女性のテレビコマーシャルが似合うと思う。成分はモロヘイヤやケールを中心に、カルシウム、各種ビタミン、食物繊維、各種ミネラルなどが豊富に含まれているらしい。でも、良薬口に苦しというか、なんとなく、美味しい青汁って効くのかな?と疑問に思ってしまう。美味しくて、さらに健康に食品など、願ったりかなったりの筈なのに、こんなに楽してしまって本当に効果があるのかしら?と思ってしまう。苦ければ苦いほど、不味ければ不味い程、栄養があって、体に良い保証など何処にもないはずなのに。

 

マッサージも気持ちが良いだけだとあまり効果が無いようなきがしてしまう。痛ければ痛いほど、効くような気がしてしまう。ただ、マッサージする人の腕が悪いだけの可能性も存分にあるのに。けれども、そう思うのは私だけではないらしく、同じような理由で、最近まで、家電製品である掃除機は音をわざと小さくしなかったらしい。技術的には音を小さくできるけれど、音が小さいとちゃんとゴミを吸いこめていない、パワーの少ない掃除機だと思われて、あまり売れないらしい。最近では作動音が小さいのを売りにした掃除機も人気らしいですが。

 

きっといくら節電節電と連呼するこのご時世でも、省エネを全面に押し出した炊飯器は売れないと思う。さて、美味しかった青汁の効果は三日間しか飲みませんでしたが、むくみが取れ、お通じがよくなったような気がします。朝起きた時から足が軽く、夕方になっても軽いままで、気持ちまで軽くなりました。プラシーボ効果かもしれませんが。お通じがよくなったせいか、肌もこころなしかくすみが取れ、効果においしさは関係なさそうです。